濃~い奈良スタート

地元発信の濃い奈良情報を提供します。
観光客にとどまらず、地元住民にも役立つ情報提供を目標に、頑張りますのでよろしくお願いします。

とは言え、最初は文句タラタラのwebサイトになると思います。
なぜなら、奈良に生まれ奈良に育ち、そして奈良で朽ち果ててきつつある我が身にあって、奈良はいいところなんだけれど、
とても観光客に喜んで貰える場所にはなっていないという気持ちが強いからなのです。

悪口のように受け止められても仕方ないのですが、奈良は日本国内の観光地に比べて、あまりにも貧弱な観光地であると私は思っています。

奈良の観光行政などにも明るい地元経済関係者に取材すると、奈良は県を大きく3つに分割して考えられるというのですが、北倭(奈良県北部 奈良市・生駒市など)と中和(天理、桜井あたりか)、南和(宇陀、吉野方面)

大雑把に言えば、観光に関して
北和=なにもする気なし(放っておいても客は来るから)
中和=まず補助金(奈良県が主導して、自分たちは乗っかりたい)
南和=なにしてもあかん(どうあがいても、観光客は来てくれない)

で、言い方は違えど共通しているのは、”結局観地場の光業者は何もしていない”ということなのです
そんな流れに風穴を開けようとしているのですが、なかなか進みません。それは地元奈良でもご多分に漏れず、後継者問題があるからです。
例えば奈良市内の目抜き通りで店舗を構えているうちのどれくらいが、地元企業や商店でしょう。あるいは奈良駅近隣のレストランや食堂で、どれくらいのお店が地元資本でしょう。詳しい数字を言えば驚かれるかもしれません。
とは言え、このような状況は別に奈良に限ったことではありません。土産物の生産者が他府県というのは、大阪や京都でもあるわけですし、まあよのなかのながれもそのような感じで推移しています。

とはいえ、そこはそれ奈良で生まれて奈良の土に戻る予定の私は、日本の故郷、大和地方を、1300年昔の栄光ある都市に復活させたいと思っており、意識を共有する幾ばくかの仲間と、おすすめできる情報をお届けしようと考えています。
本当の奈良は素晴らしいところです。しかし一方でそれは1300年も昔の奈良をイメージしている方も多いのです。天平から今日の奈良にも当然時間は流れていますが、あまりにも昔ばかりに目が行ってしまって、今の奈良を知って、訪れる方は極めて少ないのです。

当サイトは、行政の観光施策と対立しているわけではありません。しかし一方でいわゆる観光客が期待する、ステレオタイプな観光情報をお伝えするものでもないことを、予め申し上げておきます。
そして、昨今のイイネを追いかける旅ではなく、地元民が胸を張っておすすめできる、地元奈良の情報をお届けしようと考えています。
nara

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